これからフルマラソンでサブ3を目指そうと考えている方へ

スポンサーリンク
マラソンのこつ

マラソンを初めてマラソンの記録に挑戦し始めて3年後にフルマラソンでサブ3を達成した時の話です。

特に3時間を切ろうなんて思っていなかったけどあっさりサブ3を達成してしまった時の話です。

マラソンの練習のマインド

まず、マラソンをはじめたきっかけは30歳を過ぎたころに体重が93キロもあり、身体が重くて、体力仕事をしていた私にとって93キロもある体重がとてもつらいことだと思いジョギング程度から始めたことからでした。

その後にマラソンを続けることで体重がどんどん減っていき、そんな中会社の駅伝部に誘われてさらにレベルアップをしていく中で、

フルマラソン出場の誘いがあり、初マラソンを経験し、初マラソンのつくばマラソンではグロスタイム3時間52分41秒ネットタイム3時間48分43秒でした。

最後の6キロは歩いて完走するという結果でした。

練習もロング走はしてませんし、靴も単なる使い古しのスポーツシューズでした。

その4か月後に2回目に走った東京マラソンでは、グロスタイム3時間27分11秒ネットタイム3時間23分11秒という結果でした。30キロ走を2回ほど練習にとりいれた事と軽量タイプの靴を履いたことがタイムアップにつながったことでした。

この2回のフルマラソン経験でわかったことは、ロング走を練習に取り入れることと軽い靴を履くと結果がついてくるということでした。

東京マラソンを走った後もタイムが伸びた喜びを糧に仕事が終わってから週に4回ほど8キロ走り、休みの日はスピードを気にせず20キロから30キロをただただ走るという生活を続けました。練習は基本1人でやってましたが、

この時には同じく走っているライバルもいましたので、ラインを通じて走った距離を競い合ってました。

ライバルと競い合って走ることがとても良い刺激になりました。

特に力を入れたのは強い足を手に入れるために頑張ったのは春ごろから始めたLSD(長い距離をゆっくり走る)です。

20キロから30キロほどを2時間以上の時間をかけて走る練習です。この練習を頻繁に行い長い距離を走るねばりの強化に力をいれました。

レース直前の心構え

レース2週間前になると色々と体の調整に気を付けました練習もあまり負荷がかからない練習に変えて長くても15キロくらいの練習に切り替えました。

レース1週間前は5キロ走位の練習に切り替えました。3日前は練習はしませんでした。食事は1週間前はできる限り炭水化物を多く取り入れるようにしました。

米、うどん、おもち、パスタ、パンなどです。レース前日は特にたくさんの炭水化物を食べました。レース当日は切り餅を10個位たべました。これをカーボローディングと言います。

もともと大食いなので、他の人に聞いたらそんなに食べるのと、びっくりされるくらいたべました。フルマラソンに消費するカロリーは私の場合は3300キロカロリーです。

成人男性の1日摂取カロリーが1700キロカロリーなので、ほぼ倍のカロリーが必要になります。なのでたくさんの蓄えが必要になります。

水分も必要でしたが、トイレが近かったのでアミノ酸を入れたペットボトルで適当に水分補給をしていました。

前日のうちに靴やユニフォームパワーゼリー時計など忘れ物がないか入念にチェックして就寝しました。

レース当日

つくばマラソンに出場でしたので自宅から2時間ほどかかるので早めに起床しおもちでカーボローディングし会場に向かいました。

レース前はトイレが混雑するので会場に着いたらとりあえず着替えをし、トイレに行きました。

トイレに行った後は、靴ひもが緩くないかチェックしたり、途中で大便をしたくならないように、下痢止めの薬を飲んだりもしました。(この方法は効果あります)パワーゼリーはレース前に一つ飲み、

レース中に飲む用に3個持ちました。レース開始30分前にはスタート地点に向かい、トイレがすいていたのでもう一度トイレに行きました。

確かBブロックの3時間30分切る目標の枠でエントリーしました。並んでいる人達も練習を積み重ねてきた強者ばかりに見え、

負けられないなという気持ちになりましたが、42.195キロという長い距離を走るので気楽にいこうという気持ちでレ-ス直前の気持ちでした。

レース本番

いよいよレーススタートです。つくば市長の号砲と共に一気にスタートしました。確か8000人ほどだったと思います。

最初は人数も多いので団子状態で身体がぶつかり合います。中には転倒する人もいます。最初は人との接触に気を付けながら隙間をみつけて前の方に出るようにしてました。

目標タイムは3時間15分くらいをみてましたので、4.30/kmペースで走るつもりでスタートしました。だいたいこのペースで走りきれたのか中間地点で1時間30分41秒でした。

あまり疲れもなかったので、このままイーブンペースでいけば余裕があるなと思いながら走ってました。中間地点でゼリーをひとつ飲み、

28キロ地点で疲れがでてきたのでもうひとつのみパワーをチャージしました。

初マラソンの時とは比べ物にならないほど楽に走れている実感がありうれしくなってきました。36キロを過ぎたころも調子は下がらず順調でした。

残り5キロになった頃も体はなぜか元気だったので、この頃にはもしかして頑張れば3時間切れるかもと思い始めました。

走るペースを少し上げて走ることにしました。残り二キロになりました。

長かった42.195キロも残り2キロで終了する喜びともしかしたら3時間きれるかもという期待で、さらにペースを上げ走りました。

沿道の応援者からも「行ける!行ける!頑張れー!」という暖かい声援もあり、行けるぞ!と思い最後の力をふりしぼりゴールしました。結果をプリントアウトするとビックリの結果がでました。

グロスタイム3時間1分14秒、ネットタイム2時間59分44秒でした。目標タイムを大幅に更新することができすごく疲れましたが疲れは吹き飛びました。

次回はもっと速くなってやると思ってました。何人か仲間と一緒に来ていたのでその後はコ-ラを飲んだりしてゆっくり待ってました。ゴール前で見知らぬランナー達の応援もしました。

仲間たちも皆ゴールし、つくば駅まで歩いて帰りましたが家に帰るまでがつくばマラソンで、やっぱり足は痛くてたまりませんでした。

痛かったけど初マラソンの時よりかは少し楽に思いました。

まとめ

今回のつくばマラソンでわかったことは大きく分けて3つあります。

  • 日ごろからフルマラソンを意識した練習をすること。
  • レース前の計画的な体調の調整
  • 靴などのレース本番に向けての準備

まずフルマラソンを意識した練習については、1年を通してさぼらずにとにかく距離を走ることが大事な練習だと思いました。

特に春から暑い夏のLSDのロング走に力を入れると秋からの練習も楽にこなせて結果が出せると感じさせられました。

レース前の計画的な体調の調整については2週間前位までは負荷をかけた練習をし、

1週間前には5キロ以上は走らない3日前はほぼ走らないようにすることです。

食事は1週間前からは、炭水化物をなるべく多めに食べ、エネルギ-を蓄えることです。

前もって靴、ウエア、パワーゼリー、時計など42.195キロ走ることをイメージして準備をぬけなく行っておく持ち物チェックリストを作っておくとよいです。

42.195キロは長い距離なのでちょっとしたことでタイムに影響します。忘れないことが大事になります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました